定年退職した看護師がみた家庭(犬)
私の家には犬がいる。ロンという名前です。
犬も猫も大好きですが、数年前に息子が連れてきた犬です。
ロンは今日はキャベツを食べました。キャベツが大好きです。
もちろん栄養のあるドッグフードもちゃんと食べます。
ロン君が小さいころ、台所にいる私に、いつもついてくるのです。
刻んでいたキャベツが落ちてくると、食べていました。
わざと、キャベツを落としてあげる時もありました。
ロン君は、それからずっとキャベツが好きです。
定年退職してからは、毎日私が家にいるので、私について回ります。
ロンは洗濯物を干すとき、庭に一緒に出るのが大好きです。
外に出て、周りを見るのが大好きなのです。
しかし、猫が苦手です。
猫が裏庭のところから見えると、
頭を下げて猫から見られないようにしているみたいです。
その猫は目つきが鋭く、にらんでくるのです。
ロン君は何も悪いことはしていないのに、にらんでくるのです。
ロン君をもらう数年前までは、トムという猫を飼っていました。
が、今はいません。
息子がロン君をもらってくる前の所でも、
ロン君は猫に意地悪された経験もないと思います。
ロン君がんばれ!私がついているから!
野良猫にまけるな。私が睨み返してやるから!
それからというもの、庭で猫を見かけたら、私がにらんでやるのです。
さて、ロン君にしつけを教えてくれたのは、娘でした。
お手やおすわり、おかわりも出来ます。
出来るようにしつけてくれていた娘には、ロン君も頭があがりません。
娘は厳しいですが、出来た時に褒めるのが上手です。
ですから、今でもロン君が猫に負けない方法を娘に相談しています。
ロン君にもっと犬として自信を持ってほしいのです。
だって、私の大好きなロン君ですから。
だってボーダーコリーですから。
著者 桔梗 1